Panasonicビルトイン食洗機の便利な機能を紹介

スチーマーや美顔器などの美容家電、家電製品、パソコンなど、パナソニックは多くの製品を世に出しています。

その中でも特に注目したいのが「ビルトイン食洗機」。パナソニックが開発したビルトイン食洗機には、便利な機能がたくさん搭載されています。

食洗機には

・家事の時間が減って生活にゆとりができる

・手荒れに悩むことがなくなる

・しっかり除菌できる

など、メリットがたくさんありますよね。

とはいえ、食洗機を検討している方の中には、

「費用が高そう……」

「自分のライフスタイルに合った食洗機が分からない」

「ビルトイン型と据え置き型、どっちにすればいいのか分からない」

とお悩みの方もいるのではないでしょうか？

特に初めて購入される方は、選び方が分からないのでますます悩んでしまうかと思います。

そこで今回は、パナソニックのビルトイン食洗機の便利な機能について、紹介していきたいと思います。

• パナソニックのビルトイン食洗機が気になっている方
• ビルトイン食洗機を検討している方
• 据え置き型かビルトイン食洗機か、どちらにしようか悩んでいる方

はぜひ、このページを参考にしてみてくださいね。

ビルトイン食洗機とは？

まず、食洗機の種類について説明していきます。食洗機は、元からあるキッチンの空きスペースに置くタイプの「据え置き型」と、システムキッチンに埋め込むタイプの「ビルトイン型」に分けられます。ビルトイン食洗機はシステムキッチンに取り付けるタイプですので、業者に工事を依頼してもらう手続きが必要です。

また、ビルトイン型の食洗機は大きく分けると、ディープタイプ（深型：60cm幅）とミドルタイプ（浅型：45cm幅）の二種類に分けられます。家族の人数や一度に洗う食器の枚数が多い方はディープタイプのものを、安くビルトイン食洗機を導入したい方やこまめに食器洗いを行う方はミドルタイプのものをお勧めします。

ビルトイン食洗機だけが持っているメリット

キッチンのスペースをとらないため、見た目がスッキリする

食器を置くカゴや料理に使う食品、食器、フライパンなど、キッチンはたくさんの物を置く必要がありますよね。「意識しているのに、気付いたら散らかっている……」と悩む方は多いかと思います。そこに据え置き型の食洗機を置くとなると、さらにキッチンのスペースが狭くなってしまいます。

ビルトイン食洗機はシステムキッチンの収納部分に埋め込まれるため、卓上タイプの食洗機と違って場所をとりません。また、元々あるキッチンの雰囲気に合ったデザインの製品を選ぶことも可能なため、「生活感が出ない」というメリットもあります。

これは、据え置き型の食洗機では得られないメリットですよね。

ワークトップを広く使うことができる

見た目がスッキリするだけではなく、ワークトップ（調理や下ごしらえをする天板のこと）を広々と使うことができるというメリットもあります。広く使えると効率よく調理が行えるので、時短効果にも期待できます。

据え置きタイプよりも洗浄音が静か

食洗機の購入を検討されている方の中には「食洗機の音が気になる……」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか？

確かに、食洗機には「洗浄時の振動音が大きい」というデメリットもあります。音でご近所に迷惑をかけ、トラブルが起きてしまうのは避けたいところですよね。

音が気になる方にはぜひ、ビルトイン食洗機をお勧めします！ビルトイン食洗機はシステムキッチンの下に埋め込むため、据え置き型よりも洗浄時の振動音が響きにくいというメリットもあります。

パナソニックのビルトイン食洗機の現行モデル一覧

現在販売されているモデルは下記の通りです（2022年9月現在）。

• 9plusシリーズ
• K9シリーズ
• M9シリーズ
• V9シリーズ
• R9シリーズ
• 奥行60cm対応タイプ
• 幅60cmワイド大容量タイプ

パナソニックのビルトイン食洗機が持っている便利な機能

Panasonicのビルトイン食洗機には、数多くの機能が搭載されています。

その中でも、特に注目したいのが

• 液体洗剤自動投入
• ナノイーX
• ストリーム除菌洗浄
• 3Dプラネットアームノズル
• ムービングラックプラス
• フルオートオープン
• AIエコナビ

の7機能です。この項目では、この7機能について紹介していきたいと思います。

※なお搭載されている機能は、モデルによって異なります。

「欲しい機能が搭載されているかどうか」を調べてから、購入しましょう。

液体洗剤自動投入機能

洗剤タンクに液体洗剤を入れるだけで、食器量や汚れの量に適した洗剤量が出てくるシステムです。これはなんと、パナソニックが業界で初めて開発した機能なのです。

この機能が搭載されているモデルは、最新シリーズである「9plusシリーズ」です。

ナノイーX搭載

ナノイーXとは、空気中の水分を結露させて集めた水に、高電圧をかけるという方法で作られたナノメートルサイズのイオンのことです。ヒトの肌と同じ弱酸性で、菌・ウイルスに含まれている水分を抜き取っては質を変化させ、作用を抑制させる「OHラジカル」がたくさん含まれています。

ナノイーXの機能は空気清浄機や冷蔵庫、美容家電製品など、他のパナソニック製品にも活用されています。

パナソニックのビルトイン食洗機の中には、ナノイーXが含まれている風を送ることで、食洗機の中を常に清潔にする機能が搭載されているモデルがあります。

ナノイーXの持つ力によって、汚れた食器を入れた時に出るニオイを抑制させたり、洗った食器をきれいなまま保管したりすることができるのです。

特に、衛生を重要視している方には、おすすめできる機能かと思います。

これも、最新シリーズである「9plusシリーズ」に搭載されている機能です。

ストリーム除菌洗浄

50℃以上の高温水流で洗い・すすぎを行うため、食器をしっかり除菌することができます。

洗浄工程における除菌試験を行った結果、菌がたまりやすくてニオイの原因にもなる「まな板のキズ」でも、99％除菌できたと証明されています（※1）。

ストリーム除菌洗浄機能が搭載されているシリーズは、下記の通りです。

• 9plusシリーズ
• K9シリーズ
• M9シリーズ
• V9シリーズ
• R9シリーズ
• 幅60cmワイド大容量タイプ

※1：一般財団法人北里環境科学センターでの試験結果

3Dプラネットアームノズル

• 幅広く水を噴き出し、食器の汚れをまんべんなく落とすWASHING MODE WIDE
• 上カゴに置かれた食器類の汚れを吹き飛ばすWASHING MODE NORMAL
• 上カゴの真ん中に置かれたグラスなどを徹底的に洗い上げるWASHING MODE CENTER
• 上カゴのコーナーに置かれた食器類もきちんと洗い上げるWASHING MODE CORNER

という、4つの洗浄モードを自動制御でローテーションするセンターノズルを駆使して、食器類を洗い上げる機能です。高密度水流を噴き出す上段ノズルと、垂直高さ2mにも達する集中高圧水流を噴き出す下段ノズルもいっしょに活かすことで、食器類を隅々まで洗浄していきます。

3Dプラネットアームノズルは

• 9plusシリーズ
• K9シリーズ
• M9シリーズ
• 幅60cmワイド大容量タイプ

に搭載されています。なお、

• V9シリーズ
• 奥行60cm対応タイプ

は「3Dプラネットアームノズル」ではなく「プラネットアームノズル」が搭載されているので、購入時にはご注意ください。

プラネットアームノズルとは？

ヘラのように汚れを押し上げてそぎ落とす高圧水流と、自転しながら連続噴射することで食器の隅々まで洗浄する水流が噴射される機能です。ザルやおろし金、すり鉢、泡立て器、哺乳瓶などのような、スキマ汚れに悩まされやすい食器類でも、きれいに洗い上げることができます。

節水効果もきちんとある、ハイスペックな機能です。

ちなみに、手で食器を洗った時の使用水量は、一回につき82.6Ｌだと言われています（※1）。

しかし、プラネットアームノズルが搭載されている機種で同じ食器点数を洗った場合、なんと一回の使用水量はたったの9Ｌ！（※2）

パナソニックが利用者にアンケートを行ったところ、37 %もの方が「年間約2万円の節約を実感した」と回答されていたことから、多くの方が節水効果を実感しているという事実が分かりますよね。

※1：食器点数は44点で、6人家族と想定した場合

※2：NP-45MC6Tで行った場合

ムービングラックプラス

上カゴを以下の4スタイルに変化させることができる機能です。

• バーを倒して、上カゴ全体を広く使うことができる「フルフラット」
• 横に動かすことで、入れ忘れた食器が追加できるようになる「スライド」
• 左フラップを拡げることで、もう一列並べるスペースができる「フラット」
• 上カゴを畳むことで、深鍋や大きなザルなどを入れるスペースができる「フルフラップ」

軽いプラスチック製のお弁当箱などもしっかり押さえられるので、強力な水圧でひっくり返ることなく、隅々まで洗浄・除菌することができます。

また、「ちょこっとホルダー」も付いているので、シリコンカップや豆皿、クッキーの型などといった小さなアイテムも洗うことが可能です。

ムービングラックプラスは、

• 9plusシリーズ
• K9シリーズ
• M9シリーズ
• 幅60cmワイド大容量

に搭載されています。なお、

• V9シリーズ
• 奥行60cm対応タイプ

は「ムービングラックプラス」ではなく「ムービングラック」が搭載されているシリーズですので、購入する際はご注意ください。

ムービングラックでも、上カゴを折りたたんだりスライドしたりする機能は搭載されています。

フルオートオープン

2回ドアをノックすると内蔵されているセンサーが感知し、自動でドアが開く機能です。

ノックするだけで開くため、

• 手が汚れていても、ドアを汚さずに開けることができる
• 食器をたくさん入れた状態でも、力を入れずにドアを開け閉めすることができる
• ネイルをしていても気にせず開けられる

といった嬉しいメリットも付きます。

フルオートオープンは、

• 9plusシリーズのNP-45KD9AP
• K9シリーズのNP-45KD9A

のみに搭載されている機能です。

AIエコナビ

3つのセンサーが食器の汚れ具合や枚数、室内の温度といった情報を拾いあげることで、その場その場に適した洗い方を自動で判断してくれる便利な機能です（※1）。

シチュエーションに合った洗い方をしてくれるので、節水・省エネ・時短効果にも期待できます！

AIエコナビが搭載されている製品の使用水量は、なんとたったの7.5Ｌ！

先ほど説明した、プラネットアームノズルが搭載されている製品よりも、高い節水効果があると分かりますよね。

AIエコナビは、

• 9plusシリーズ
• K9シリーズ
• M9シリーズ
• 奥行60cm対応タイプ
• 幅60cmワイド大容量

に搭載されている機能です。

まとめ

今回はパナソニックのビルトイン食洗機の機能をメインに取り上げていきました。

ビルトイン食洗機が気になる方、パナソニックのビルトイン食洗機の購入を検討されている方は、参考にしてみてください。

もし分からないことがありましたら、各メーカーのお問い合わせ窓口へ相談してみてください。

リフォーム王国ではお客様目線をモットーに、商品選定から施工まで、あらゆるご依頼に対応しております。

「いろいろな製品があるので、どれにすれば良いのか悩んでしまう」

「食洗機を買ったことがないから、どの製品が自分に合っているのか分からない」

などのお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください！