エコジョーズ・エコキュート・エコワンのメリットデメリットを比較

エコジョーズ・エコキュート・エコワンのメリットデメリットを比較

最近給湯器で注目されているのが「エコジョーズ」「エコキュート」「エコワン」の3つのタイプ。

それぞれがランニングコストの節約や省エネ性能に優れていると言われており、従来のガス給湯器よりも人気になっていることがお分かり頂けるでしょう。

しかし、いざ買い替え検討するとエコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの違いやメリット、デメリットが分からず迷ってしまう方はいませんか?

この記事では、

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンってそれぞれ何?

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの特徴

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのメリット

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのデメリット

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのどれがお得?

・エコジョーズがオススメな人

・エコキュートががオススメな人

・エコワンがオススメな人

などという情報についてご紹介させて頂きます。

 

この記事を読めば、エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの知識とメリット、デメリットなどについて知ることができますよ。

これから給湯器を決める方はお役立てください。

 

エコジョーズ・エコキュート・エコワンってそれぞれ何?

給湯器の買い替えを検討していて、

・給湯効率の良い物が良い

・省エネ性能が高いものが良い

・最新機種が良い

など、こだわりは様々だと思います。

しかしエコジョーズ・エコキュート・エコワンが人気だとわかっていても、具体的な違いが分からないとどれを購入するか迷ってしまいますよね。

そこでまずは、エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの違いなどについて見ていきましょう。

 

エコジョーズ

エコジョーズとは、今まで捨てられていた熱を再利用して少ないガス量で効率よく70〜90℃のお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器のことです。

つまりこれまでのガス給湯器と比べて少ないガス量で、効率良くお湯を沸かせるようになりました。

1999年にリンナイというメーカーが初めて発売しました。

ガスの消費量が減らせるので環境にも優しく、ガス代の節約になります。

エコワンやエコキュートのように電気を用いて貯湯をせず、エコキュートのようにお湯切れの心配はありません。

エコジョーズ・エコキュート・エコワンの3つで比較すれば、初期費用が安めで初めての給湯器交換にもオススメです。

 

エコキュート

エコキュートとは、エコロジーの「エコ」と給湯をもじった「キュート」から呼ばれている総称で、省エネ効果が高くて設置すると電気代がくなる家庭用給湯システムのことです。

2001年にコロナというメーカーが初めて発売しました。

エコキュートはヒートポンプ技術によって電気と空気の熱を使って電気代が安い夜の間にお湯を70〜90℃に沸かし、日中にお湯を使います。

またお湯切れの可能性があることは懸念点ですが、安い夜間電力で効率よくお湯が沸かせるのでガス給湯器よりも安くなり省エネ効果が高くなっています。

タンク容量も大きなことから、非常時に生活用水として使えるのが大きな特徴です。

 

エコワン

エコワンとは、都市ガスやプロパンガスなどのガス給湯器に加えて、電気を使って効率良く湯沸かしができるようになったハイブリッド給湯器のことです。

2010年にリンナイというメーカーが初めて発売しました。

エコキュートのようにヒートポンプ技術を使って、さらにガスも使って瞬時にお湯を沸かせるのが特徴です。

エコキュートとの違いとしてはお湯として使う70〜90℃のお湯ではなく40〜50℃にキープして、使うときにガス給湯器によって一気に温めます。

省エネ効果があることや光熱費の削減効果があるとして近年注目されている給湯器です。

お湯切れの心配はなく、ガス給湯器や電気給湯器のどちらも兼ね備えたい方には最適でしょう。

 

エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの特徴

エコジョーズ・エコキュート・エコワンはどのような特徴を持ち、どのくらいの費用が平均的に必要になるのか分かりませんよね。

そこでここでは、エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの特徴をザックリ見てみましょう。

 

エコジョーズ

ガスを使って給湯するエコジョーズ。

現在では、ノーリツとパーパス、リンナイ、パロマなどが販売しています。

価格はお財布に優しいものが多く、相場は20万円程度〜になっています。

 

エコキュート

電気を使って給湯するエコキュート。

現在では、三菱電機とパナソニック、ダイキン、日立、コロナ、東芝などが販売しています。

相場は20〜60万円程度になっています。

 

エコワン

電気とガスのいいとこ取りをしているエコワン。

現在では、ノーリツとリンナイが販売しています。

最新モデルもあり、相場はやや高めで40〜90万円程度になっています。

 

エコジョーズ・エコキュート・エコワンのメリット

現在エコジョーズ・エコキュート・エコワンのどの給湯器にするか迷っている場合、それぞれの長所を知っておくことが大切。

まずは、メリットをそれぞれまとめます。

 

エコジョーズのメリット

・ヒートポンプユニットや貯湯タンクがいらず狭いスペースに設置でき場所を選ばない

・初期費用が安い

・直接供給される水を沸騰させてお湯にするのでそのままの飲み水になる

・水道と変わらない水圧

・湯切れの心配がない

・ガス代が安くなる

 

リフォーム王国

エコキュートのメリット

・非常時に生活用水として使えるので災害時にも安心

・地球環境に優しい

・光熱費が安くなる

・ランニングコストも削減

・自治体によっては補助金が活用できる

・太陽光発電システムや蓄電池と併用すればより経済的になる

 

エコワンのメリット

・非常時に生活用水として使えるので災害時にも安心

・地球環境に優しい

・光熱費が安くなる

・アプリを使って遠隔操作ができる

・ランニングコストも削減

・自治体によっては補助金が活用できる

・太陽光発電システムや蓄電池と併用すればより経済的になる

・湯切れの心配がない

・省エネ性能が高い

・50℃以上で保温する電気代がかからない

・温水ルームヒーター、床暖房、パネルヒーターなどライフスタイルに合わせた使い方ができる

・水道と変わらない水圧

 

エコジョーズ・エコキュート・エコワンのデメリット

では、エコジョーズ・エコキュート・エコワンにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

ここでは、それぞれのデメリットをまとめてみたいと思います。

 

エコジョーズのデメリット

・非常時の生活用水にならない

・ガスを使うのでガス漏れなどのリスクを思うと電気よりも安全性が低い

・設置時は専用工事が必要になる

・もともとガスの使用量が少ないと設置しても節約にならない

 

エコキュートのデメリット

・水圧がやや弱い

・お湯切れの不安がある

・タンク容量でお湯を貯める量に限界がある

・設置するための初期費用がやや高い

・夜間に稼働するため、運転音が気になる

・設置にはある程度のスペースが必要

 

リフォーム王国

エコワンのデメリット

・設置するための初期費用が高め

・設置にはある程度のスペースが必要

・もともとお湯を使う量が少ないと設置しても節約にならない

 

エコジョーズ・エコキュート・エコワンのどれがお得になる?

節約率を重視したい場合、それぞれの本体価格や工事費用、導入後の節約率が気になりますよね。

ここでは、エコジョーズ・エコキュート・エコワンのどれがお得になるのかを見ていこうと思います。

 

まずエコジョーズ・エコキュート・エコワンの本体、設置費用の相場を比較

エコジョーズは前述でもご紹介しましたが、価格はお財布に優しいものが多く相場は20万円程度〜になっています。

本体価格は10万円程度〜あり工事費用も10万円くらいでできますので、ザックリ20万円程度〜で設置が可能です。

 

では、エコキュートはどうでしょうか。

エコキュートは本体価格は20万円程度〜であり、工事費用は10万円程度〜となっています。 なので、相場は20万円程度〜で設置が可能です。

 

最後にエコワンを見てみましょう。

エコワンは、本体価格が30万円程度〜で工事費用は10万円程度〜となっています。

なので、相場は40万円程度〜で設置が可能です。

 

上記のようにエコジョーズ・エコキュート・エコワンをそれぞれ比較してみると本体価格や設置工事が一番安いのは「エコジョーズ」です。

エコジョーズの場合は、ドレン配管工事が別途必要になることも多いですがそれでもエコキュートやエコワンよりも初期費用は抑えられるのが特徴です。

 

しかしエコジョーズは、ガスを使うのでガス漏れなどのリスクを思うと電気よりも安全性が低いことと非常時の生活用水にならないことは念頭に置く必要があるでしょう。

 

エコジョーズ・エコキュート・エコワンは将来的にどれがお得になる?

エコジョーズ・エコキュート・エコワンは、いずれも従来給湯器よりも節約できるところが嬉しいですよね。

しかし「どれが一番オトクなのか」ということも気になるでしょう。

 

具体的にはライフスタイルや家族構成などによりどれがお得かは異なります。

まずエコジョーズとエコキュートを比較してみたとしましょう。

 

エコジョーズは、基本的に給湯時のガス代の節約に期待できます。

つまりお湯を使う頻度が多いほどお得になりやすいです。

そのため、毎日湯船に浸かる場合やたくさんのお湯を使うならば「エコジョーズ」がおトクと言えるでしょう。

 

一方でシャワーが中心で浴槽に入らない場合や、湯切れを起こすほどお湯を使わない場合には「エコキュート」がおトクに。

 

ですが、ガス給湯器と電気給湯器の便利なところを兼ね備えたい方には最も「エコワン」がオススメ。

しかし初期費用が一番高いので長い目で見るならばエコワンやエコキュートがおトクですが、お湯をあまり使わない場合や短期間で考えるならばエコジョーズを選ぶのが良さそうです。

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エコジョーズ・エコキュート・エコワンがそれぞれオススメな人

給湯器を悩んでいると、エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれどれが自分に合っているか迷ってしまいますよね。

そこでここでは、それぞれの給湯器がどのような方にオススメかをまとめたいと思います。

 

エコジョーズがオススメな人

まずは、エコジョーズがオススメな人を見てみましょう。

・初期費用を抑えたい人

・これまでのガス給湯器よりも節約がしたい人

・何度もお風呂に入ったり家族が多く、お湯を使う量が多い人

・シャワーのときにお湯を長時間出しっぱなしにする人

・床暖房設備がある人

・現在都市ガスを使っている人

・設置スペースがあまりない人

・お湯切れの心配をせずに省エネ性能も重視したい人

・長期間の使用を考えていない人

 

エコキュートががオススメな人

つづいて、エコキュートががオススメな人を見てみましょう。

・オール電化の家庭

・これからオール電化にする家庭

・電気代を特に節約したい人

・地震や台風などの災害にも備えておきたい人

・夜間の電力を活用して電気代を節約したい人

・お湯の使用量はそこまで多くない人

 

エコワンがオススメな人

・予算が十分にあり、ガス給湯器と電気給湯器のどちらもの魅力を兼ね備えたい人

・給湯効率が高いのにこだわりがある人

・現在プロパンガスを使っている人

・お湯切れの心配をせずに節約したい人

・何度もお風呂に入ったり家族が多く、お湯を使う量が多い人

・家族が4人以上の人

・太陽光発電システムがある家庭

・太陽光発電システムをこれから導入する家庭

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンってそれぞれ何?

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのそれぞれの特徴

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのメリット

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのデメリット

・エコジョーズ・エコキュート・エコワンのどれがお得?

・エコジョーズがオススメな人

・エコキュートががオススメな人

・エコワンがオススメな人

などという情報についてご紹介させて頂きました。

エコジョーズ・エコキュート・エコワンはどれにするか迷ってしまいますが、エコキュートとエコジョーズの両方の良いところを兼ね備えたい、省エネ性能にこだわりたい方は「エコワン」がオススメ。

オール電化ならばエコキュート、初期費用を抑えたいならエコジョーズなどとそれぞれのライフスタイルを考えて検討すると良いでしょう。

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