各メーカーエコキュート型番の違いは?

各メーカーエコキュート型番の違いは?

光熱費が安くなると幅広い世代に人気のある「エコキュート」。

そんなエコキュートには、どんなメーカーがあるかを皆さんはご存知でしょうか。

エコキュートはもともとコロナが発売し始めた商品で、現在ではパナソニックや三菱電機などの大手メーカーも販売しています。

しかしエコキュートを導入したのに、

・どこの製品を買ったかイマイチ分かっていない

・各メーカーの型番の違いが分からない

・型番の確認の仕方が知りたい

・型番ごとの特徴が分からない

などなど…お困りになっている方はいませんか?

せっかくエコキュートを設置してもメンテナンスや修理などのときにメーカーや型番が分からないと困ってしまうこともあるでしょう

そこで今回は、エコキュートのメーカーごとの特徴や型番の違いなどの情報についてご紹介させて頂きます。

この記事を読めばエコキュートの型番の違いや特徴を知ることができ、いざというときに役立てることができますよ。

そもそもエコキュートって何?

そもそもエコキュートとはどういったものなのでしょうか。

ここでは、エコキュートを検討していたりこれから設置予定の方へ向けてエコキュートの特徴やメリットなどの基本情報をまとめます。

そもそもエコキュートとは?

ガスを燃焼させて配管を熱くし、発生する熱に水を通してお湯として使うガス給湯器とは「お湯の作り方」が異なるエコキュート。

エコキュートは、ヒートポンプ技術によって空気の熱を使ってお湯沸かす機械です。

エコキュートのメリット

エコキュートを使うと、

・光熱費が圧倒的に安くなる

・災害時にも使える

などというメリットがあります。

1つ目の「光熱費が圧倒的に安くなる」というのはエコキュートは夜間電力を使ってお湯を作ります。

それにより、電気代を抑えることができます。

2つ目の「災害時にも使える」というのは地震などの災害でガスが止まってしまってもお湯が使えるというメリットがあります。

エコキュートは貯湯タンク内にお湯があれば、断水時にも非常用水栓から水やお湯を取り出すことができます。

エコキュートとガス給湯器の違い

エコキュートとガス給湯器の違いとしては、

・安全度が高い

・寿命が長い

・補助金が出ることもある

ということが挙げられます。

1つ目の「安全度が高い」というのは、ガス給湯器の場合はガスが何らかのトラブルで漏れていたりすると引火して火災を引き起こすなどの恐れがあるということ。

しかしエコキュートはヒートポンプ技術によって空気の熱を使ってお湯を沸かしますので、火災の可能性は低くなっています。

2つ目の「寿命が長い」エコキュートとガス給湯器を比較すると、エコキュートの方が使用期間は長くなっています。

3つ目の「補助金が出ることもある」エコキュートは自治体から補助金が出ることがあるということ。

エコキュートは省エネ性能が優れていることがら、政府や地方自治体で補助金を受けられる場合もありますので検討している方は、住んでいる自治体のホームページなどでご確認ください。

エコキュートにはどのようなメーカーがあるのか

光熱費が安くなるとして人気のある「エコキュート」。

エコキュートは購入しようと思っても「どんな会社があるのだろうか?」と疑問に思いますよね。

エコキュートは大手メーカーも販売しており、

・パナソニック

・三菱電機

・ダイキン工業

・コロナ

・日立

・東芝

などが挙げられます。

エコキュートを初めて製造したのがコロナで、その後ダイキン工業、パナソニック、三菱電機、東芝、日立なども販売を開始しました。

各メーカーの型番の重要性

現在エコキュートを設置している方で

・修理工事が必要

・エコキュートの交換工事を検討している

などという方もいらっしゃるかもしれません。

そのようなときに必要になるのが購入したメーカーと型番ですが、ご自分で所有しているエコキュートのメーカーや型番をすぐ確認して答えることはできますか?

実際、メーカーまでは知っていても「型番は知らない」という方がほとんどだと思います。

エコキュートの修理や買い替えなどとなると、現在のエコキュートのメーカーや型番の情報は必ず必要ですから、きちんと確認しておかなくてはいけません。

そもそも型番とは?

型番は、エコキュート製品の正式な名前のことです。

型番とメーカーがあれば、エコキュートの種類を特定することができ、詳しい製品の特徴や仕様、サイズなどを把握できます。

エコキュートのメーカーや型番を把握しておかなくてはいけない理

エコキュートの修理や工事となると「どうしてメーカーや型番が必要なの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

例えてみるとスマートフォンの修理や買い替えと同様。

もしスマートフォンの修理や買い替えをするとなると、今使っているスマートフォンの機種名や製品番号などの情報が必要になりますよね。

それと同様にエコキュートでも型番が必要になるのです。

現在設置しているエコキュートの修理であれば、必要になる部材がありますからタンクのサイズやヒートポンプのサイズを把握する必要があることから型番が必要になります。

またもし交換工事を検討している場合も現在使っている環境や性能を知るためにも型番が必須です。

もしもエコキュートの型番が分からないと、

・異なる製品を購入してしまう

・オートタイプとフルオートタイプを間違う

・サイズや容量が全く異なる

などといった失敗の原因にもなってしまいます。

もしものときのトラブルへ繋がらないようにするためにも、今使っているエコキュートをきちんと把握するために型番は大切なのです。

では、型番はどこを見れば分かるのでしょうか。

各メーカーの型番はどうやって確認するのか

各メーカーの型番はどうやって確認すれば良いのでしょうか。

ここでは、基本的な型番の確認方法と各メーカーごとの型番の確認方法をご紹介します。

メーカーによって型番が記載されている場所は異なるために、型番や品番はいざというときのためにしっかりと確認しておきましょう。

各メーカーに共通する型番の確認方法

エコキュートの型番を調べたいとき、本体のあちこちを探してしまいそうですが基本的に「取扱説明書」があれば安心。

取扱説明書があれば、タンクなどの型番まで記載されていることがほとんどです。

「パナソニック」の型番の確認方法

パナソニックはヒートポンプ川には型番の記載がありません。

タンク本体の上部に記載があります。

パナソニックはHEなどで始まる文字の羅列があれば、型番です。

リフォーム王国

「三菱電機」の型番の確認方法

ヒートポンプ側の右下あたりに型番のシールがあります。

また本体タンクは左下部分に記載があります。

三菱電機らSRTから始まる文字の羅列があれば、型番です。

「ダイキン工業」の型番の確認方法

ヒートポンプ側はカバー側の側面に型番があります。

本体タンク側は点検口の上部に記載があります。

ダイキン工業はTUから始まる文字の羅列があれば、型番です。

「コロナ」の型番の確認方法

ヒートポンプ側は右側面シールに型番が記載されています。

本体タンク側は右下に記載があります。

コロナはCTUから始まる文字の羅列があれば、型番です。

「日立」の型番の確認方法

ヒートポンプ側は右側面シールに型番が記載されています。

本体タンクは上部に記載があります。

日立はBHPから始まる文字の羅列があれば、型番です。

また、日立は保証書にシステム型番が記載されています。

「東芝」の型番の確認方法

ヒートポンプ側は右側面シールに型番が記載されています。

本体タンク側は右下に記載があります。

東芝はHWHから始まる文字の羅列があれば、型番です。

もしも型番が見つからない場合は?

エコキュートの型番は、

・エコキュート本体の前面

・エコキュート本体の側面

に型番が記載されたシールが貼られていることがほとんどです。

しかし、給湯器に関しては屋外に設置しているために風化などによって読み取れなくなってしまっていることがあります。

そのような場合は、エコキュートを購入した各メーカーに問い合わせをすることで解決できるでしょう。

各メーカーの型番の違い

型番はメーカーごとによって異なります。

ここでは、型番の一例や特徴を見てみましょう。

・パナソニック→HK-37BQなどの表記がされています。

・三菱電機→SRT-HPT374WFなどの表記がされています。

・ダイキン工業→TU37FFVなどの表記がされています。

・コロナ→CTU-371NA6などの表記がされています。

・日立→BHP-F46UDKなどの表記がされています。

・東芝→HWH-B375Hなどの表記がされています。

型番でシリーズが異なる場合も

型番は特に意味のない数字が並んでいるイメージですが、シリーズごとに型番が分かれていることもあります。

例えば三菱電機の場合は、

・Pシリーズ

・Sシリーズ

リフォーム王国

・Aシリーズ

といったシリーズがあります。

それらによって型番が分かれています。

それぞれ詳しく見てみましょう。

三菱電機のPシリーズ

Pシリーズは「Premium Series」の略です。

Pシリーズの場合型番は、SRTの次に「P」という文字がつきます。

つまり、SRT-P375UBなどのように並んでいます。

Pシリーズは名前の通りプレミアムシリーズで機能も充実。

エコキュート業界でもトップレベルで給湯効率も良く、人気のシリーズとなっています。

例えば

・快適機能の「ホットあわー」

・残り湯の熱を活用する省エネ機能の「ホットりたーん」(550L除く)

・浴槽のお湯を抜くと自動的に配管をお掃除してくれる「バブルおそうじ」

・紫外線照射によってお湯の匂いや汚れを抑制する「キラリユキープ」

・「ハイパワー給湯」(PシリーズのUの型番がある製品のみ)

・通常の湯張りより25%ほど時間短縮ができる「お急ぎ湯はり」

ゆっくりと追い焚きするマイルドと最大能力で急速追い焚きをする2種類の機能を備えた「フルオートW追い焚き」

・どのくらいお湯を使うか目標値を設定できる「給湯ガイド」

太陽光発電とのリンクをした機能で天気予報と過去の発電記録をもとに翌日以降のお湯のわき上げに太陽光発電の電力を使うかAIが判断する機能「お天気リンクAI」

などの機能が充実しています。

三菱電機のSシリーズ

Sシリーズは「Special Series」の略です。

Sシリーズの場合型番は、SRTの次に「S」という文字がつきます。

つまり、SRT-S375Uなどのように並んでいます。

Sシリーズは配管の自動洗浄や紫外線照射によって菌の増殖を抑制する機能などがあります。

例えば

・浴槽のお湯を抜くと自動的に配管をお掃除してくれる「バブルおそうじ」

・紫外線照射によってお湯の匂いや汚れを抑制する「キラリユキープ」

・「ハイパワー給湯」(PシリーズのUの型番がある製品のみ)

・通常の湯張りより25%ほど時間短縮ができる「お急ぎ湯はり」

ゆっくりと追い焚きするマイルドと最大能力で急速追い焚きをする2種類の機能を備えた「フルオートW追い焚き」

・どのくらいお湯を使うか目標値を設定できる「給湯ガイド」

太陽光発電とのリンクをした機能で天気予報と過去の発電記録をもとに翌日以降のお湯のわき上げに太陽光発電の電力を使うかAIが判断する機能「お天気リンクAI」

などの機能が充実しています。

三菱電機のAシリーズ

Aシリーズは「Assort Series」の略です。

Aシリーズの場合型番は、SRTの次に「W」という文字がつきます。

つまり、SRT-W375Uなどのように並んでいます。

Aシリーズは便利機能はSシリーズほどではありませんが価格が安い傾向にあります。

Aシリーズは例えば

・どのくらいお湯を使うか目標値を設定できる「給湯ガイド」

太陽光発電とのリンクをした機能で天気予報と過去の発電記録をもとに翌日以降のお湯のわき上げに太陽光発電の電力を使うかAIが判断する機能「お天気リンクAI」

リフォーム王国

などの機能が充実しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、

・そもそもエコキュートって何?

・エコキュートにはどのようなメーカーがあるのか

・各メーカーの型番の重要性

・各メーカーの型番はどうやって確認するのか

などといった情報についてご紹介させて頂きました。

もしもこれからエコキュートを修理しようと考えている場合や、買い替えを考えている方は必ず「メーカーと型番」が必要になってきます。

正確な情報がなければ、失敗してしまうこともありますので各メーカーごとに記載されている型番をしっかりと把握して正確に伝えることができるようにしましょう。

もしも分からない場合には、各メーカーのお問い合わせ窓口へ相談してみてくださいね。

リフォーム王国ではお客様目線を第一に商品選定から施工までを行っております。

もっと詳しく製品のことを知りたい!などご不明な点があればお気軽にお問合せください。

リフォーム王国

お見積り・ご相談はこちら

リフォーム王国

エコキュート・電気温水器・システムキッチン・ユニットバス・ビルトイン食洗機・ガスコンロ・IHクッキングヒーターなど、お住まいのリフォームならリフォーム王国で格安見積もり!

メールでのお問い合わせはこちら

お電話でのお問い合わせ
受付時間/平日9:30~18:00

0120-628-290

エコキュートカテゴリの最新記事