家庭用蓄電池の『全負荷』と『特定負荷』の違いについて

家庭用蓄電池の『全負荷』と『特定負荷』の違いについて

家庭用蓄電池は大きく分けると、「全負荷型」と「特定負荷型」があります。

あまり聞きなれない言葉ですし、家庭用蓄電池の購入をきっかけに、初めて知った方も多いかと思います。

家庭用蓄電池について調べている方の中には、

 

「全負荷型と特定負荷型の違いが分からない」

「そもそも家庭用蓄電池についてよく知らない」

「自分の家にはどっちが合うのか分からない」

 

と思った方もいるのではないでしょうか。

しかし、家庭用蓄電池は安い買い物ではありません。きちんと調べてから購入しないと、各家庭に合わないものを買ってしまい、大きな損をしてしまうかもしれません。

そこで今回は、全負荷と特定負荷の違いについて、解説していきます。

 

参考になりましたら幸いです。

 

全負荷型も特定負荷型も普段は家中の電気が使えます!違いは「停電時の電力供給」

 

全負荷型でも特定負荷型でも、普段は家中の電気を使うことができますのでご安心ください!この2タイプの違いは、「停電した時の電力供給の範囲」です。

次の項目では、全負荷型と特定負荷型、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて紹介していきます。

 

全負荷型とは?

全負荷型

全負荷型は、停電が起きた時でも普段と同じように、家中の電気を使うことができるタイプです。

バックアップできるA(アンペア)数の上限は、メーカーや機種、契約内容によって違いますので、事前にきちんとチェックしておきましょう。

また最近は、災害に備えて、全負荷型を設置されるご家庭も増えています。

 

全負荷型の家庭用蓄電池が向いている方

 

・二世帯家族

・オール電化住宅のご家庭

・空調設備が必要なペットを飼っている

・全館空調システムを導入している

・小さいお子さんや高齢者、身体の不自由な方がいるご家庭

・停電や災害が起きても、快適に乗り過ごしたい

・太陽光発電設備を導入している

・AI機能や耐浸水性能など、スペックの高い商品を買いたい

 

全負荷型のメリット・デメリット

 

メリット

 

200V対応商品が多く販売されているため、災害・停電時でもほぼ普段通りに過ごすことができる

全負荷型の蓄電池の多くは、災害・停電時でも家中に電気を供給できるよう、容量が大きめになっています。契約内容や機種・メーカーによって変わりますが、一般家庭でしたら多くても60Aまたは10kVAで契約されているケースが多いです。そのため、エコキュートや電子レンジ、IHクッキングヒーター、エアコン、ヒーターなどのような200V製品を、普段と同じように使用することができます。

 

また、日本は台風や大雨、大雪などといった、電気の供給に大きな悪影響を与える自然災害が多い「災害国家」です。

「東日本大震災」のような規模の大きい震災が起こると、被害のない地域でも「計画停電」が実施される可能性もあります。その場合、一時的に電気が使えなくなるかもしれません。

「大きな災害があっても、普段通りに生活を送れるようにしたいな」と検討している方には、全負荷型をオススメします。

 

多くのメーカーから発売されている、種類が増えている

以前まで、全負荷型の蓄電池はあまり多く販売されていませんでした。しかし現在では、シャープやパナソニック、京セラ、オムロン、長州産業、ニチコン、テスラ、ファーウェイなど、多くの有名メーカーから販売されるようになりました。

また最近は、AI機能が搭載されている製品や、浸水対策が施されている製品も登場しています。

ご自身に合った完璧な製品を見つけ出すのは難しいかもしれませんが、その際は当社までご相談ください。

 

太陽光発電や燃料電池(エネファーム)と併用できる

全負荷型の家庭用蓄電池の多くは、太陽光発電や燃料電池(エネファーム)と併用できます。

併用できるようになると、エネルギーの完全自給自足も可能になりますし、電力会社から電気を買わずに済みます。

 

デメリット

 

場所を取る

設置するのに必要な部品が多い分、ある程度の設置スペースを確保しないといけません。

 

導入コストが高くなる

全負荷型のほとんどは、200V家電が使用できるように作られています。蓄電池本体のお値段も高くなりますし、設置するのに必要な工数も増えてしまいます。そのため、どうしても費用がかかってしまうのです。「リーズナブルにしたい」と思っている方には、特定負荷型の蓄電池をオススメします。

また、業者の中には、適正価格よりも明らかに高い金額で販売しようとするところもあります。大事な予算を守るためにも、まずは前もって適正価格について調べ、購入を検討すると良いでしょう。

 

電力の消費量が激しいので、稼働時間が短くなってしまう

家中の電気が使用できる分、どうしても電気の消費スピードは速くなってしまいます。また、不要な家電を動かしたり待機電力を発生させたりしていると、どうしても消費しやすくなるので、「節約意識を持ちながら電力を使っていく」「太陽光発電と併用して、晴れの日に充電できるようにする」などの対策を取ると良いでしょう。

 

特定負荷とは?

特定負荷型

「特定」という言葉が付くように、特定の部屋や電化製品を使うことができる家庭用蓄電池です。

商品の機種によって違いますが、分電盤内の小ブレーカーを1~2か所選ぶことで、その小ブレーカーと繋がっている部屋の電化製品を、災害・停電時でも使用することができます。メーカー・機種によって変わりますが、15~20Aの回路を選ぶことが可能です。

1~2か所の小ブレーカーにのみ電気を供給させる仕組みになっている分、導入費用は安く済みます。しかしその分、導入前に業者としっかり話し合うことも重要です。

 

特定負荷型の家庭用蓄電池が向いている方

 

・1世帯家族

・一緒に住んでいる家族が少人数、小さい家に住んでいる方

・空調設備が必要なペットを飼っていない

・「停電や災害が起きた時は、最低限の電気が使用できればOK」と考えている方

・導入コストを安くしたい

・ご家庭の中に、小さいお子さんや高齢者、身体の不自由な方がいない

・オール電化にしていない、ガスを使用している

・エコキュートやIHクッキングヒーターなど大きな電力を要する機器を使っていない

・月々の電気代が安い(1ヶ月につき3,000円ぐらい)

 

特定負荷のメリット・デメリット

メリット

 

比較的コンパクトなので場所を取らない、室内に設置することもできる

特定負荷型の蓄電池の中には、室内に置けるものも販売されています。設置スペースを取らないので、「都市部に住んでいる方」「広い設置スペースが確保できない方」にとってもオススメできます。

 

導入コストが安い

メーカーや機種によって変わりますが、容量が同じタイプの全負荷型家庭用蓄電池と比べると、費用は20~30万円ほど安くなります。「あまりお金はかけられないけど、家庭用蓄電池が気になる」という方にもオススメです。

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全負荷型よりも消費電力の量が少ないので、長時間電気を使い続けることができる

災害・停電時に使用できる電気が制限されている分、全負荷型の蓄電池よりも、長時間電気を使用し続けることが可能です。キッチンや冷蔵庫を使えるように選択しておくと、災害・停電時でも食べ物の保管や調理に困らなくなります。

 

デメリット

災害・停電時に使用できる電気が限られる

必要な箇所の電気のみしか復旧できないので、どうしても生活に制限ができてしまいます。

「災害や停電が起きた時、どこを使えるようにしたいのか」をきちんと考えてから、購入を決めるようにしましょう。

 

200V家電が使えない

特定負荷型の蓄電池のほとんどは、災害や停電が起きた時、100V家電にしか対応できません。停電が起きた時、エコキュートや電子レンジ、IHクッキングヒーター、エアコン、ヒーターなどの200V家電が使用できないことを頭に入れてから、購入を検討しましょう。

 

購入の選択肢が少ない

かつて、家庭用蓄電池は全負荷型よりも特定負荷型の方が販売されていました。

しかし、2023年の現在では、災害時でも活躍できる全負荷型の蓄電池に注目が集まっています。

もちろん京セラやシャープなどといった、有名な企業の製品も出ていますが、購入の選択肢は減りつつあります。

しかし、選択肢が少ない分、「逆に悩まずに済む」と考えやすくなるかもしれません。

 

まとめ

 

全負荷型のメリット

・200V対応商品が多く販売されているため、災害・停電時でもほぼ普段通りに過ごすことができる

・多くのメーカーから発売されている、種類が増えている

・太陽光発電や燃料電池(エネファーム)と併用できる

 

全負荷型のデメリット

・場所を取る

・導入コストが高くなる

・電力の消費量が激しいので、稼働時間が短くなってしまう

 

特定負荷型のメリット

・比較的コンパクトなので場所を取らない、室内に設置することもできる

・導入コストが安い

・全負荷型よりも消費電力の量が少ないので、長時間電気を使い続けることができる

 

特定負荷型のデメリット

・災害・停電時に使用できる電気が限られる

・200V家電が使えない

・購入の選択肢が少ない

 

家庭用蓄電池は10~15年もの間使い続ける機器です。費用も安くありません。

各メーカー・機種の情報をきちんと集め、信用できる販売店と納得いくまで相談してから購入するようにしましょう。

とはいえ、最近は家庭用蓄電池に関する情報がインターネットではたくさん発信されています。

搭載されている機能も保証内容も、メーカーによって様々ですし、お一人で情報を集めて決めるのはかなり難しいことかと思います。

 

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